今回のお話は台湾に直接関係なく、日本でのクルマの売り方です。
私が所有していたのは、2008年のJEEP、走行距離7万キロです。中古で買った時は200万円ぐらいでした。今まで車を売った事がなかったので、備忘録としてまとめます。
知人から一括査定サイトで売った方が良いよといわれ、下記登録サイトに登録しました。
登録した瞬間に電話がかかりまくってきました笑 本当にポチッとして1秒も経たない間です。 これ待ち構えてるんだなと。とりあえずアポイントメントを取ってきた会社を全て受け、1日で1時間ずつ時間をずらし埋めていきました。ネットで、買取業者同士は一緒にしない方が良いとのことだったので。結局8社ぐらいの査定を受ける事にしました。
・査定に必要なもの
車
車検証
リサイクル券
取り扱い説明書
・売却するのに必要なもの
印鑑
印鑑証明 ×2
住民票 ×2
・査定のながれ
一通り車を見てもらい、その後のやり取りが以下となります。
買取業者さん「いくらで売りたいですか?」
私 「できるだけ高い方が良いですね。」
買取業者さん「このぐらいの金額なら即決するって金額はありますか?」
私 「色々な会社の話も聞きたいし、即決はあまり考えてないです。」
買取業者さん「私は何社目ですか?この後何社ぐらい来ますか?」
私 「1社目です。8社ぐらいきますね。」
買取業者さん「今は金額は置いていけないです。だいたいの金額は言えますけど。」
私 「え?」
買取業者さん「だって絶対踏み台になるでしょう?」
私 「いや、査定をお願いしてるのだから、金額教えくださいよ。」
「頑張れる数字をください。」
買取業者さん「難しいです。」
私 「査定しにきたんじゃないんですか?」
買取業者さん「車を買いにきたのです!!」
私 「???」
「相見積もりをとるのは普通の事だと思うのですが…。」
買取業者さん「そういわれましても、私達も大変なんです。」
私 「??? 」
「じゃーだいたいの金額で良いので置いていってください。」
買取業者さん「最後の業者さんが終わりましたら連絡くれますか?」
このやり取りが2社続きました…。
まー正直踏み台になるという気持ちはわかります。後の会社が刻んで増やすことはできるので。ただ時間がない中でやっているとかなりイラっとしました。
結局全社同じ時間に呼んで、入札やオークション形式にすればよかったと。(まー談合もあるらしいですが)
話を聞いてみると、同時に呼ぶ方が多いですよとのこと。なんか業者さん同士が顔を合わすと気まずいかなと気を使って時間をずらしたのに…。ただ時間を浪費した感じになりました。
また、査定で金額が決まったあとに再査定というものがある場合があり、金額が変更になる会社もあるそうです。
私はすぐ台湾に行く予定だったので、そういう恐れのある会社は対応ができないので今回除外しました。ただ、金額を置いて言ってくれる会社が、再査定なしのところが多かったと思います。カスタマーインの印象をうけました。
以下団体が再査定をしないそうです。売却の際の会社選びの上で加味した方がが良いかと。
ジャドリの会員企業一覧 | JADRI:日本自動車流通研究所
査定の方法ですが、車種、年式、走行距離などから、直近の中古車オークションでの落札価格を参考に決めているようで、これは買い取ったあと中古車オークションに流す事が多いかららしいです。ただ自社の売り場で売る場合は金額が増えるそうです。
正直、流すであろう会社の金額はほぼ同じだなと。これ査定に来る意味あるのかなーと。傷や不具合の確認だけをしに来ているようで。これだったら一般人が直接オークションに出せる仕組みを作った方が良いのに。中間業者を挟む分売り手側が損をしているし、買い手側も結構な労力を使っている気がします。(今回8社中、7社が買えなかった訳ですから、積み重ねたら結構な人月になっている気がする。それでも儲けがでる仕組みなんですかね。)
ちょっと文句が多くなってしまいましたが、時間があったので色々な会社の方から業界の話を聞けたのはなかなか面白かったです!自分の知らない業界の仕事の話を聞くのは面白いですし、タメになります。
売値ですが、買った時の1/4でした…。かなり気に入ってたので売りたくなかったのですが…、しょうがないっすね!
次回はその他移住前におこなった事についてお話ししたいと思います。